名古屋市瑞穂区軍水町の戸建てにて、外装修理施工事例のご紹介です。
築25年の注文住宅の外壁塗り替え工事と同時に点検＆修理をしました。
【釘の打ち間違い穴】
新築時に当時の職人さんが釘を打ち間違えたのか、25年放置されていました・・・（ひどい！）
今回、このサイディング部分は違う色で塗装しますのでパテを埋めます。
パテ埋め込み完了！
【釘の浮き】
少し写真がピンボケしましたが、サイディングを留めている釘が浮いています。 （原因として考えられるのは、長年の建物の揺れや振動からと推測できます。）
浮いている釘は打ち込みますが、すでに下地の木も痩せている可能性があるため、再度浮いてくる可能性があります。そこで釘の近くにビスを打って補強します。
ビス打ち完了！
【屋根の笠木板金の釘の浮き】
屋根の棟にある笠木の軒包みの板金を留めている釘が浮いています。 （こちらの一番の原因は、下地の木が経年劣化で痩せてくることです。）
このような場合は釘を抜いてからビスで固定します。
【ケラバ水切りの釘の浮き】
このような場合もくぎを打ち込んでから、新しくビスを打ちます。
浮いていた釘は抜いて、代わりにビスで留めます。これで台風が来ても安心です。茶色の塗装は錆止め塗装です。
【電話引き込み下地や配管】
電話端子が付いている木はヒノキが使ってあればいい住宅（笑）ほとんどが米杉じゃないかな？電気配管を留めているバンドも亜鉛メッキの鉄なので、錆びている住宅が多いです。
既存の板を外して、エコアコールウッドという25年腐らない板に交換しました。
配管は外壁と同じ色で塗りますが、バンドは交換します。現在でも亜鉛メッキした鉄製が多いのですが、今回のサイズはプラスチック製のものしかありませんでした。さびにくいですが、やはり紫外線で25年ほどしたら劣化すると思います。
設計コンセプト
外壁を塗り直すだけでなく、不備のある部分は足場があるうちに修理することが建築のプロの仕事です。
我々は常にお施主様の代理人なので、お施主様の立場で我が家を点検することを使命としています！足場のあるうちに手直しをすれば数万円の費用で済みますが、強風などで壊れてしまうと再度足場を架けての修理となり、費用も数十万円と十倍以上の負担になってしまいます。 外壁塗り替え専門業者さんや塗装屋さんが元請けの場合は、直すのが面倒な菜緒で、そのまま放置して塗装だけをしてある現場も一部見られます。お施主様では足場の上まで登れませんので、このように作業報告をしている業者さんに依頼することをお奨めしています。