愛知県愛西市のマンションにて、スケルトンリフォーム施工事例のご紹介です。壁や床は天然の杉板で仕上げ、水回りも全て交換しました。
リフォーム前は築20年のごく普通のマンションでした。
躯体のコンクリートを残して、下地まで全て解体しました。
コンクリートの上に木の下地を貼っていきます。
天井、壁、床は全て天然の杉板を貼りました。天井材の板の厚みは9㎜ですが、壁と床の板の厚みは30㎜あります。
キッチンの前は玄関から伸びた土間のままです。近所のおばあちゃんからもらった土の付いた野菜も玄関からそのままバルコニーまで運べます。
玄関ドアを開けるとこんな景色になります。土間は固まる土で塗りました。
土間の周りに水回りを集めました。
水回りは全てTOTO製品にしました。
玄関の横には収納も作りました。下駄箱の前の土間で靴を履いたりできて便利です。
土間からも各部屋に行けます。
建具はFRP製のハニカム材料を使って建具屋さんに作ってもらいました。
部屋からの日光が入ってくると、部屋の中心の廊下も明るく照らします。
照明器具のスイッチは全てリモコンです。壁はこの30㎜の杉板1枚なので配線スペースが無いためです。
窓にはパネルカーテンを付けました。
パネルカーテンはカーテンに付いているバー(写真のカーテンの左に写っています)で開閉します。
設計コンセプト
中途半端にリフォームするくらいなら、思い切って全て解体して1から作りげました!
今回はお施主様のご意向で、一般的なリフォームではなく、自分たちの使いたいプランにしたいということで、全ての内装を壊して躯体だけにしたスケルトンリフォームになりました。
解体の時は騒音でご近所にはご迷惑をお掛けしましたが、ご近所挨拶をしっかりしたのと、近所の皆さんがとても親切だったので、問題もなく解体できました。