2021年11月28日
名古屋市昭和区花見通のマンションにて、内部改装施工事例のご紹介です。
綺麗にした部屋で新年を迎えれるのが嬉しいとおっしゃっていました。
押入れ⇨クローゼット
押し入れは襖を開けても半分しか開かないので、布団の出し入れが大変とおっしゃっていました。床の間も使っていないので有効活用したい。
押し入れの中はそのままで、扉を折れ戸に改装しました。フルオープンになるので、布団の出し入れがスムーズになったと喜ばれています。
床の間は内部にパイプを1本付けて、クローゼットにしました。こちらの開口部は63cmしかなかったので、使い勝手とコストダウンから開き扉にしました。床の間の上部の垂れ壁を壊すと費用が上がるので、今回は現状のままとして、内部に枕棚を増設しました。
障子紙⇨ワーロン
障子はお父様が毎年張り替えていらっしゃいましたが、高齢になってきたので張り替えなくても良い障子はないかとご相談いただきました。
写真が逆光になってしまいましたが、ワーロンという薄いプラスチック板を貼りました。
ワーロンシート:ベーシックタイプのNO.19『麻の花』というタイプを選びましたが、花柄が透き通って見えて、お洒落で可愛らしいと奥様がとても喜んでいらっしゃいました。
畳の交換
新築から25年使った畳が傷んできたので交換したい。現在は傷んだ畳の上にゴザを敷いている。
新しい畳は気持ちがいいです!変則の5帖で畳の幅もmモジュールに近い96cmもありました。へこまないようにベットの足には板を入れてありました。
畳の表替え
二間続きの和室の畳は床はしっかりしていた。12枚もあるので、今回は費用も抑えるために表替えにしました。今回はいらなくなったタンスの処分も請け負いました。ご高齢なので市の大型ごみの日にこんな大物を出すのは不可能だったそうです。
綺麗になって気持ちいいです。畳のへりは同色に近いユートピアのNO.21を選択。タンスも新しいのを購入されてスッキリとしました。
傷みが激しい旧畳表。傷みがひどい部屋の方はホームセンターで買った上敷きを敷いていました。
畳表は住宅で作る標準なランクの物にしましたが、国産のイグサを使いました。
何処に頼んでいいか迷っていらっしゃったお客様ですが、姪っ子さんの勤め先に我が社の社長の同級生がいて今回のご紹介となりました!
25年前の分譲マンションなので、和室が3部屋もあるタイプでした。畳だけで17枚もあるため、費用を押さえるために床が下手っていた5帖だけ新品に交換しました。畳は採寸から納品まで1日で行えます。1期工事は畳新設の5帖から作業で、朝に畳を搬出処分して夕方に新畳を納品させていただきました。2期工事の表替えは、12枚を朝から搬出して工場に運び、夕方に納品を完了しました。
和室の押し入れ改造も費用を抑えるために、床柱と床の間の垂れ壁を残して建具だけ取り付ける工夫もしました。押し入れは大工さんが中鴨居だけ外して枠だけ入れました。あとは建具屋さんが折れ戸を作って完了です。床の間は何も造作せずに、既存の開口部に建具だけ作りました。