名古屋市千種区上野の戸建てにて、フェンス補強施工事例のご紹介です。
これで強風や台風が来ても安心できると喜んでいただけました。
フェンス中央部分
プラスチック製の竹で作った既存のフェンスです。高さは約1m60cmあります。
ご主人様が以前にホームセンターで木を買ってきて補強されていました。
エコアコールウッドという土に20年間埋めても腐らない木を使って補強しました。頭の部分にはステンレスのL型金物を付けています。
フェンス全体の距離は、長さが20mほどありましたので、控えをもう1ヶ所増やしました。何故かお庭に刺さっていた鉄のアングルをそのまま杭に使わせていただきました。足元はステンレスの針金を使っています。
フェンス西側部分
ブロック塀の立っている部分も木で控えが取ってありましたが、効いてなくてグラグラでした。
フェンスに木をビスで留めてありました。
ブロック塀は強度がありましたので、利用して補強しました。
ブロック塀ジョイントのコンクリート部分にアンカーを打ってエコアコールウッドを固定し、L金物でフェンスを固定しました。
L金物やビスはステンレスですが、アンカーは鉄製でしたので、錆びるのを防止するためにビス頭をコーキングで保護しました。
設計コンセプト
お客様の要望を聞いて、費用をできるだけ抑えるの提案することもプロとして重要な役割です!
今回は新築後40年前に新築した時に作った塀の修理のご依頼でした。
竹のフェンス自体はまだまだ使えますが、下地の柱や胴縁が鉄で作ってあったので、錆びて強度が落ちていました。一部しっかりとした柱もあった為、今回は補強で費用を押さえました。距離がありますので、壊して新しいフェンスを作ると100万円程かかると思われます。今回の補強は1/10以下の8万円で納まったので、お客様にも喜んでいただけました。10年後に建物の大改装予定なので、その時にはフェンスも一緒に作り直す予定です。