名古屋市瑞穂区片坂町の戸建てにて、内窓取り付け施工事例のご紹介です。
1978年築のRC造ですので、窓も43年前のままでしたから断熱性能もありませんでした。
YKKAP プラマードU 木目ナチュラル 透明複層ガラス(ペアガラス)
このように大きな掃き出し窓は建具同士のジョイントや外周の長さが長く、隙間も同様に多くなります。
内窓本体は木の枠に丁度納まる奥行きです。
キッチンの窓の上部には欄間が付いていました。欄間の分の隙間も多くなるため、前出の掃き出し窓より、こちらの窓の方は隙間風の入る確率も高くなります。
上の欄間まで内窓で覆いましたので、これで隙間風も格段と少なくなります。こちらの窓は雨戸が無いため、防犯性能が上がったと喜んでいただけました。二カ所の窓ガラスを割るには泥棒もリスクが高くなります。内窓は全てペアガラスですから、ガラスは3枚割らないと侵入できません!
今回は脱衣場の窓も内窓を付けました。今まではお風呂から出ても寒かったでしょうね。
脱衣場も基本窓は開けないため、二重サッシになっても開け閉めの不便差は感じません。
こちらはトイレの窓です。内倒し窓といいます。このタイプだけは内窓がありません。
この場合はFIX窓を内側に取り付けます。外側の内倒し窓は開かなくなります。トイレは換気扇で換気して、窓は明り取りだけの役目と割り切りました。何せヒートショックを防ぐのが第一目標ですから。お掃除の際は脱落防止のネジを緩めて、ハンドルを持って外すことができます。
設計コンセプト
内窓のメリットは『寒さ』『暑さ』『結露』『騒音』『防犯』
今回は築44年のRC造のご自宅の窓リフォームです。高齢のお母様が脳溢血で倒れられたので、冬の寒さを減らすためにご依頼いただきました。1か月点検の際には、部屋の中が以前と比べてとても暖かいと喜んでいただいていました。
トイレと脱衣場の窓は結露もひどかったそうですが、結露も改善されて一度も起きて無いそうです。
防犯性能も上がったので、夜間だけでなく昼間もお一人で留守番されるお母様が安全になったと喜ばれていました。泥棒の侵入率が高いのは、玄関ではなくて庭側にある掃き出し窓かトイレの窓が多いので、今回は全ての窓を二重にして対策も万全になりました。
価格は大きさによって多少違いは出ますが、和室掃き出し窓:税別¥185,000、キッチン:税別¥198,000、脱衣室:税別¥59,000、トイレ:税別¥50,000となります。(2021年の参考価格)