名古屋市瑞穂区の戸建てにて、外壁修理施工事例のご紹介です。
きっかけは、電気メーターが落ちかけたことでした。
お客様から「電気メーターが落ちそうなので、すぐに見に来てください!」との緊急のお電話がありました。現地へ着くと、固定されているはずのメーターが外れ、電線で繋がっているような状況でした。
電気メーターの上部も下部も壁に亀裂が入っています。
モルタル壁を解体したところ漏水で柱が腐っていました。その結果、電気メーターを留めていたビスが効かなくなったようです。また、外壁をめくると大量のシロアリがいました。お客様によると数十年前にシロアリが出て駆除をしているそうです。ひとまず応急処置をして後日調査することになりました。
シロアリの調査をしたところ蟻道はありましたが、土台は無事でした。土台や他の柱、梁などまで被害があると大規模な工事になってしまいます。
柱を修繕し、解体した壁部分にはガルバリウム鋼板を貼りました。この後、電気メーターを設置し完成です。
設計コンセプト
シロアリ被害には早めのご対応を!
「電気メーターが落ちそう」とのご連絡でお伺いした今回のお宅。現場を確認したところ、壁の亀裂からの漏水により、内部の木材が腐食しビスが効かなくなっていることが原因のようでした。壁を解体してみるとシロアリが発見されたので詳しい調査を行い、外壁を修理することになりました。
今回は該当箇所の柱だけで済みましたが、土台や他の柱・梁などにシロアリ被害が広がっていれば、その部分に加え、既設のバルコニーまで解体し新設する大工事になるところでした。電気メーターは外れてしまいましたが、最小限の工事で復旧することができお客様にも喜んでいただけました。