名古屋市昭和区の戸建てにて、雨漏れ修理施工事例のご紹介です。
数年先に解体予定がある建物の簡易的な雨漏れ修理を行いました。
奥の建物にあるキッチンの吊り戸棚に大量の雨が漏れています。
築30年を過ぎている日本瓦。釘留めされておらずガタガタし、ズレも確認できます。
雨漏れを直すには屋根を解体し、新しく葺きなおす必要があるのですが、数年先に母屋ごと解体する予定があるそうなので、簡易的にシートをかけ対策することになりました。
まず、擦れてシートが破れないように瓦の角を養生用のスポンジやシートで保護していきます。
同時にズレた瓦を戻し、再び下がらないよう瓦専用のコーキングで留め付けます。
雨や紫外線に強い分厚いシートで、屋根全体を覆います。
破風や軒先は木をシートの中に入れ込んでビスで留め、風で巻き上がらないようにします。
谷樋側は留め付けることができないため、鋼管を丸めて重しにします。
ビスでしっかりと留めていますが、多少の風が入りますので重しを載せ完成です。
設計コンセプト
お客様や現場の状況に合わせて最適な工事をご提案いたします！
お母様が一人でお住まいのお宅で雨漏れがすると、息子様からご相談をいただき現地へ伺いました。屋根を確認したところ、瓦はズレてガタガタになり、破風や漆喰も傷んでいました。雨漏れを直すには屋根を解体して、新しく葺き直す必要があるのですが、こちらの住宅は数年後に解体する予定があるとのことで、今回は全体にシートをかけ簡易的に雨漏れを止めるご提案をしました。
ズレていた瓦を戻し、分厚いシートで全体を覆い、めくれないようにしっかりと工事をしましたので、雨漏れも止まると思います。
今回の工事金額は、42㎡の屋根で足場工事も含め約65万円（税別）でした。屋根の大きさや形状で工事金額が異なりますので、同じような工事をご希望される方は、ぜひ一度ご相談ください！
（※こちらは簡易的な補修工事となります。雨漏れ保証や工事保証はございませんのでご了承ください）